離れていても、つながっている友達

私には、小中学校を一緒に過ごした友達がいます。
一人は隣町に、一人は海外に住んでいますが、今も三人でLINEでつながっています。

実際に会えるのは年に数回ほど。
会えない年もありますが、子育てのこと、体調のこと、親のこと、大切な人との別れなど
何気ない出来事も、心配なことも、嬉しかったことも自然と共有しています。

すぐに会えなくても、画面の向こうに想いが伝わる友達がいる。
そのことで、私は何度も救われてきました。

仕事が忙しく、返信ができないこともありますが
「無理しないでね」「睡眠しっかりとってね」と優しい言葉が続きます。
そっと気持ちを受け取ってくれて
落ち着いてから話すと、「そうかなと思っていたよ」と、伝えるまで待っていてくれます。

また、写真も共有します。
きれいな夕陽や虹、季節の花々、川の流れ、雄大な富士山。
海外からは大自然を旅する風景や、釣り上げた大きな魚の写真など
迫力あるいくつもの写真が届き
人間は自然の中のほんの一部なんだなと感じたりしています。

嬉しい時は一緒に喜び、悲しい時はそっと寄り添える。
お互いをそのまま受けとめることができる。
私にとって心のつながりを感じる場所です。

そんなやり取りを続ける中で、思いがけない共通点に気づきました。
三人とも、それぞれの人生の中で心理に関心を持ち
学んだり、カウンセリングを受けたりしていたのです。
驚きました。

もともと喧嘩をしたこともありませんが
LINEのやり取りはいつも温かく、自然と認め合える関係でした。
心理を学び、人の気持ちを理解しようとしてきた時間が
この関係をさらに温めてくれたのだと思います。

それぞれに悩み、行き詰まり、悲しみや辛さを抱える時期もありました。
そんな時、自分の心と向き合う中で、私たちは心理を学ぶ道に触れていました。
昔から感じ方や大切にするものが、どこか似ていたからこそ、長くつながってこられた。
そして、学びを通してさらに理解し合えたのかもしれません。

誰かがそっと話を聞いてくれること、「大丈夫だよ」と言ってもらえること。
それだけで、人はまた少し前を向くことができると思います。

もし今、少し立ち止まりたくなっている方がいたら
無理に答えを出さなくても大丈夫です。
安心して話せる誰かや、ほっとできる時間を、どうか大切にしてください。

それぞれの場所で、心が少しでもやわらぐ時間がありますように。

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酒井 のり子
酒井 のり子
あなたが、あなたらしくいられるように、そのお手伝いができたら、とても嬉しく思います。

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