小鳥たちが見守る公園

ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
心理カウンセラーの酒井のり子です。

いつもの道、急ぎ足で通り過ぎてしまうと、街の景色がいつの間にか、背景になってしまう。
ほんの少しだけ顔を上げて足の運びを緩める。
すると、そこには誰かの優しい想いがそっと隠れていることに気づきます。

公園の入り口で、ちょこんと並ぶ四羽の小鳥たち。
この車止めは「ピコリーノ」

子どもたちが乗ったりして危なくないように。
「安全に過ごせるように。みんなが笑顔になれるように」
そんな温かな願いから生まれたデザインなのだそう。

公園には、たくさんの物語があります。

小さな子どもが、初めてお友達と触れ合う瞬間。
戸惑うお母さんが、初めてママ友と出会うとき。
学生さんが放課後、友達や恋人と語り合う夕暮れ。
ご年配の方が、地域の方とゆっくり交わす言葉。

そこには、広がる想いと、たくさんの表情があります。
そして、この四羽の小鳥たちを見ていると、並んだ三羽と、少し離れて一羽がとまっている。
どうしてだろう?
そう思った瞬間、そこにまた物語が生まれます。

仲間たちを少し離れたところから見守っているのかな。
あるいは、まだ見ぬ誰かを待っているのかな。
そんな想像が幾重にも重なります。

無機質なものに込められた想いを知ると、
そっと撫でてみたくなるような、愛おしさが湧いてきます。

小鳥たちが見守る公園から、子どもたちの声色や、
誰かの軽やかなメロディーが流れてくるように。
私たちの暮らす世界には、思っているよりもたくさんの優しさが、
そっと置かれているのかもしれません。

 

投稿者プロフィール

酒井 のり子
酒井 のり子
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