松本城と自由研究
ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
心理カウンセラーの酒井のり子です。
先日、何十年ぶりかに長野県の松本城を訪れました。
小学生の時以来なので、本当に久しぶりです。
山々に囲まれた松本の街の中に、静かに佇む松本城。
久しぶりに目にした松本城を眺めていると、子どもの頃の夏休みのことを思い出しました。
私は、松本城の「黒」が昔から好きでした。
小学生の夏休み。
私は年子の兄と一緒に、松本城をテーマに自由研究をしました。
自分が何をまとめたのかは覚えていませんが、隣で自由研究に取り組む兄の姿は、
はっきりと覚えています。
兄は、大きな真っ白な模造紙に、黒のマッキー1本で松本城の絵を描き始めました。
瓦や壁などを一つひとつ丁寧に描いていきました。
中を塗りつぶすのではなく、黒い線だけで松本城を描いていくのです。
兄が描いている姿も印象に残っていますが、何より心に残っているのは、
完成した模造紙を見た瞬間です。
真っ白な模造紙いっぱいに、マッキー1本で描かれた松本城。
黒い線だけなのに、そのお城が今にも紙の上から浮かび上がってきそうなほど迫力がありました。
子どもだった私は、その絵を見て、
「お兄ちゃん、すごいな」
と、ただただ驚いていました。
今思えば、何もないところから形をつくっていく兄の感性に、私はあの頃から
憧れていたのかもしれません。
今回の旅行のあと、兄にもその話をしました。
すると兄は、少し照れたように、
「そんなことやっていたね。大したことないよ」
と言っていました。
でも、私の中には、あの真っ白な模造紙に描かれた松本城の姿が、今でも残っています。
何十年という時間が流れても、心に残っている思い出は、ふとした瞬間に思い出すことが
ありますね。
松本城をもう一度訪れたことで、子どもの頃の自分と、あの頃の兄に、もう一度会えたような
気がしました。
そして今、こうして兄とその思い出を語り合えることも、なんだか嬉しく感じます。
長い年月を越えて、変わらずそこに佇む松本城。
その姿を見ながら、私の中にも、ずっと大切に残っていた思い出があることに気づいた旅でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
皆さんにも、ふとした瞬間に思い出す、子どもの頃の大切な思い出はありますか?
今日も一日、穏やかな時間が流れますように。

投稿者プロフィール

最新の記事
日々の暮らし2026年8月28日ただ、それだけのこと
大切なもの2026年8月27日静かな言葉の奥に、そっと灯る優しさ
くれたけお題2026年8月26日【2026年8月のお題-2】 “分かり合う”ってどんな状態だと思いますか
日々の暮らし2026年8月25日リズムに乗って、変化を楽しむ


