バスドラムとともに~①
ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
横浜支部の心理カウンセラー 酒井のり子です。
先日、息子がマーチングを学ぶためにアメリカへ出発しました。
大きな夢を胸に異国の地へ向かう姿は、
親として誇らしく、
同時にやはり少し心配でもありました。
そんな中、
ロサンゼルスに到着して間もなく、
息子から一本の連絡が入りました。
「スーツケースが開かない…」
どうやら空港の荷物検査で一度開けられ、
その後、片方だけ開かなくなってしまったようでした。
まだ乗り継ぎもあり、
慣れない土地で荷物も取り出せない。
本人はかなり焦っていたと思います。
スマホ越しにも、
不安と動揺が伝わってきました。
私も一瞬ドキッとしましたが、
まずは自分が落ち着こうと思いました。
そして、
「落ち着いてね。空港やホテルで開けてもらえるかもしれないから聞いてみて。
きっと珍しいことではないと思うよ。あとは自分でも調べながら、一つずつやってみてね。
頑張って!」とLINEを送りました。
すると翌日、「開けてもらえた!」と安堵の連絡が入りました。
私もようやく胸をなで下ろしました。
「よかったね。一つ勉強になったね」とメッセージを送りました。
私は旅行や遠出をする時には、
いつも“鈴”を持たせています。
鈴の音には、邪気を払ったり、
お守りの意味があると聞いたことがあるからです。
今回も、小さな鈴を一つ、
スーツケースの中に入れておきました。
「お守り代わりに、鈴を付けておいてね」そんな言葉も添えました。
予想外のことは突然起こります。
しかも、慣れない環境や不安が重なると、人は簡単に心が揺れてしまうものです。
「どうしよう」「最悪だ」「なんで自分ばかり」
そんなふうに、ネガティブな思考に引っ張られてしまうこともあります。
けれど、
そんな時こそ大切なのは、「今、自分にできることは何だろう」
と考えることが大切なのかもしれません。
今回、息子は異国の地で、
音楽だけではなく、
“自分で問題を乗り越える力”も学んでいるのだと感じました。
トラブルは、できれば起きてほしくないものです。
けれど、その出来事をどう受け止めるかによって、
「ただ嫌だった出来事」にも、「人生の学び」にも変わるのだと思います。
私自身も、
何か起きた時ほど慌てず、
目の前の事実を冷静に見つめられる人でありたい。
そんなことを改めて感じた出来事でした。
遠く離れた場所で挑戦を続ける二十歳の息子を、
これからも日本から、静かに温かく応援していきたいと思います。
そして、
そんな日々の出来事や、その中で感じたことを、
これから時々ブログに書かせていただけたらと思っています。

投稿者プロフィール

最新の記事
日々の暮らし2026年6月5日明日は我が身ですから
心理のこと2026年6月4日モヤモヤする気持ちの奥にあるもの
くれたけお題2026年6月3日あなたが好きな「雨の日の過ごし方」を教えてください。
心理のこと2026年6月2日「なぜか、ずっと生きづらい」その苦しさは、がんばってきたあなたの心のサイン


