ピースと飼育員さんの想い

ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
横浜支部の心理カウンセラー 酒井のり子です。

先日、何気なくテレビを眺めていたら、
愛媛県立とべ動物園のホッキョクグマ「ピース」が映っていました。
その姿を見た瞬間、懐かしい記憶が一気によみがえりました。

子供がまだ小さかった頃に、
ピースのドキュメンタリー番組を一緒に観たことがありました。
生まれたばかりの小さなピースを、
飼育員さんが24時間体制で懸命に育てている姿が本当に印象的で、
今でもよく覚えています。

ピースは、生まれた時わずか680グラム。
お母さんグマに育てられず、人工哺育で育ったホッキョクグマです。
ホッキョクグマの人工哺育は、世界でも成功例がほとんどないほど難しいそうです。

そんな中で、ピースは今年26歳。
今もなお、「人工哺育で育ったホッキョクグマとして国内最長生存記録」
を更新し続けているそうです。

画面に映る大きな姿を見ながら、
「あの小さかったピースが、もう26歳なんだな…」
と、当時の感動と、我が子の成長を重ねて見ていた頃の気持ちまで思い出していました。

そして何より胸を打たれたのは、26年という長い年月を、
ずっと支え続けてきた飼育員さんの存在でした。
どれほどの愛情と努力を重ねてこられたのだろうと、胸が熱くなりました。

変わらない愛情で見守り続ける姿に、
「育てる」ということの深さや、命に向き合う覚悟のようなものを感じました。

番組では、先日愛媛を訪問された天皇皇后両陛下のお話も紹介されていました。
雅子さまは、「ピースに会うのが夢でした」
と涙ぐみながら飼育員さんのお話を聞かれていたそうです。
さらに、「子供の頃、動物園の飼育員さんになりたかった」
ともお話しされていたとか。

その優しい眼差しを見ていると、
私が昔テレビの前で感じた気持ちと、どこか重なるような…
そして、雅子さまもあの番組をご覧になっていたのかもしれないと思うと、
さらに胸が熱くなりました。

命の尊さ。
育てることの重み。
そして、愛情を注ぎ続けること。
ピースは、たくさんの人の想いに支えられながら、成長しています。

いつか私も、子どもたちと一緒に、本物のピースに会えたなら、
感動で胸がいっぱいになるだろうと思います。

 

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酒井 のり子
酒井 のり子
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